プリズミック通信

里山と一体となった農地付木造賃貸集合住宅 [tetto]が2015年度グッドデザイン賞を受賞いたしました。
また2015年度グッドデザイン賞受賞対象（1,337件）の中で、審査委員会により特に高い評価を得た100件となる“グッドデザイン・ベスト100”に選出されました。

写真①外観　　　　　　　　 写真家：矢野紀行

写真②入居前に行われた敷地探検

写真③入居者同士のコミュニケーションツールになっている休憩小屋の黒板

8戸の賃貸住戸と集会所からなる、東京郊外に計画した木造集合住宅。
居住者は、建築だけでなく敷地内の畑や休憩小屋など、周辺環境全体を生活の場として共有する。
専有・共有の屋外の居場所がふんだんに設けられ、軒を大きく張り出した木造の大屋根がそれらを覆う。
木造集合住宅のイメージをポジティブなものに転換し、郊外ならではのおおらかな生活の場をつくることを目指しています。
審査委員からは、「集合住宅に里山を取り込み、農業を営むオーナーによる手足をとっての農業指導のもとに、住民が作物の栽培が可能な畑を設けるなど、新たな郊外居住の可能性を切り開く優れたアイディアである。」との評価をいただきベスト100選出となりました。

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