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- 065 2016年韓国の若手建築家展’グム’
イベント「2016年韓国の若手建築家展’グム’」
16.12.9-16.12.22
065
2016年韓国の若手建築家展’グム’
韓国で'グム’は、多様な意味を内包している。 折ったり引いたりした線の痕、分かれることなくただ破れただけの開かれた線の痕といった辞書的意味を持つ。 今回の展示では、こういった辞書的意味の'グム’の意味を拡張し、視覚的・社会的、物理的なアプローチで建築家の接点を紐解いていく。
建築家3人が<以前と異なったアプローチや、考え方を区分した新しい試み>、<物理的な境界を意味する領域の解析として見る社会的可能性>、<歴史的都市的文脈から話す風景>を、各自の活動に昇華し伝える。
今回の展示で韓国建築の流れを全て説明することはできないが、具体的な建築的考えを部分的に伝えることができる良い機会である。さらに、展示を通して韓国と日本の建築交流が続き、お互いの考えを共有できることを期待している。
【展覧会概要】
会期 2016.12.9(金)~ 2016.12.22(金)
開廊時間 10:00 ~ 18:00|※初日12月9日のみ 15:00 ~ 21:00
【会期中イベント】
オープニングトーク
2016.12.9(金)18:00 ~
ゲスト|仲俊治(仲建築設計スタジオ)、成瀬友梨(成瀬・猪熊建築設計事務所)
profile
朴昶炫|ChangHyun Park(a round architects)
1972年釜山生まれ。釜山大学校芸大美術学を卒業後、京畿大建築専門大学院にて建築設計を学ぶ。5年間の実務後、2005年から建築士事務所SAAI共同代表。2013年にa round architectsを開所して多様な活動が進行中。 2009年韓国建築家協会賞、2014年ソウル市建築賞、2015年金水根プレビュー建築賞受賞。 現在京畿大学校(招聘教授)、高麗大学校で学生たちを教えている。
徐承模|SeungMo Seo(建築士事務所事務所孝子洞)
1971年京都生まれ。景園大学校大学院建築学を卒業後、東京芸術大学美術研究課建築専攻研究生過程修了及び修士課程を修了。東京芸術大学建築学の非常勤講師を経て、2004年に帰国後建築工房 rdaunitを設立した。2010年建築士事務所事務所孝子洞と社名変更し活動している。
閔佑植|WooSik Min(Min Workshop)
1973年ソウル生まれ。1998年テネシー州立大学美術大学学士 (BFA, The University of Tennessee, U.S.A)を卒業後、2002年建国大学校デザイン大学院(Master of Interior Design Konkuk University, Seoul), 2008年クレンブルック芸術アカデミー建築科大学院 (Cranbrook Academy of Art, U.S.A)を卒業。スティーヴン・ホール建築士事務所(Steven Holl Architects)、民設計 (Min Associates, Inc.)勤務を経て、2009年からバウ建築士事務所(BAU Architects)共同代表。2011年、閔ワークショップ (Min Workshop)を設立。
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