プリズミック通信

今回は、オートロック機能付きインターホン設備の更新についてご案内いたします。

インターホン設備の一般的な更新目安は１５年程度とされており、長期間の使用により不具合が発生しやすくなります。特にオートロック機能を伴うインターホンは、故障時に来客に気づけない、自動ドアの開閉に不具合が起きるといった問題が生じ、入居者様が建物内に入れなくなるケースも考えられます。

一時的な対応として自動ドアを常時開放せざるを得なくなった場合、セキュリティ面での不安や不満につながる恐れもあります。

また、現在多く導入されているアイホン製ＶＨＸシリーズは、まさに更新時期に差し掛かっており、メーカーの修理対応が終了していることが少なくありません。リニューアル工事を手配された場合も、発注～工事完了まで２ヶ月以上かかることが多く、トラブル発生後の対応では、入居者様への影響が避けられない可能性があります。

このような背景から、当社では計画的なリニューアルをおすすめしております。当社でもインターホン設備の交換工事を請け負っており、万が一室内機に不具合が出た場合は、中古品を用いた仮設対応など、リニューアル工事が始まるまでの柔軟なご提案が可能です。

なお、現在のアイホン製品には新機能が搭載されており、宅配ボックスがない物件でも、入居者が事前に伝票番号を登録することで、宅配会社が一時的にオートロックを解除できる仕組みが整備されています。これにより、再配達の削減や利便性向上が期待できます。（一部未対応の機種有り）

今後、当社からも設備の使用年数などを確認のうえ、順次ご提案させていただきますが、ご不安な点があるオーナー様は、お見積りや現地調査も承っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

≪本件に関するお問い合わせ≫

修繕チーム

shuzen@prismic.co.jp